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美味しいものを食べたくて…
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Tsutomu

Author:Tsutomu
日記そのものは他で書いてたりしたんだけど、写真を大きく貼りたいという欲求と、食べログだと何回も同じ店を行って、その際の食べたものの感想を掲載文字数制限に阻まれるのを理由に、ここに書いていくことにしました。表現の間違いなど、温かい目で見てやってください。お願い致します。基本的には、美味しかったなぁ、また行きたいなぁ、というお店を書いていく予定です。そう思えなかったお店は、某日記にて書くことにしております。(^-^;)
*スパム対策をしたら問題がなくなったようなので、書き込みをすぐに反映するように変更しました。

  
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「カンテサンス」 @ 東京・白金台
2008/ 05/ 06 ( Tue ) 13:54:13
来訪日・08年3月30日

ミシュランで三ツ星を取る以前から行きたかったんだけど行けず、三ツ星取ったら話題が集中してしまい予約をする気にもなれずにいたが、年明けてから見たNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」のイチロー編の放送終了後、岸田シェフを取り上げるということがわかって、この放送前に予約を取らないとイデミスギノの件もあり大変なことになるような気がする…と感じていたのと、年明けくらいから予約も取れないことはないという話を聞いたので、テレビ放映前に2ヶ月先の予約をして、テレビを見て当日を迎えた。(笑)

白金台駅から大体15分ほどで到着。
カンテサンス外観
場所的には手前にガソリンスタンドという目印があるのでわかりやすいのだが、このお店の外観だと見落としてしまいそうです。

6人で行ったこともあり、当日は個室…店内は暗めで落ち着いた空間という感じなので、ちょっとうるさくなりそうな賑やかな面子だったので非常に有難い限りです♪

とりあえず飲み物ということで
カンテサンス -080330- 飲み物スタート.jpg
お酒が飲める人はシャンパーニュ"シャルトーニュ・タイエ キュヴェ・サンタンヌ・ブリュット"を、飲めない方は"ポール・ジロー スパークリング・グレープジュース"(これは非常に美味しい♪)で乾杯。

カンテサンス -080330- メニュー.jpg
メニューですが、中身は白紙です。

カンテサンス -080330- 01 - 3色の人参のスープとオレンジのサラダ.jpg
01.3色の人参のスープとオレンジのサラダ
甘みの強い雪ノ下人参とバターのまったりとしたスープ。ちょっとバターが濃いような…と思わなくもないけど、これは良い感じ♪で次以降の更に期待が持てたのと、期待は裏切られないだろう、とこの一品目で感じられた。

カンテサンス -080330- 02 - 山羊乳のヴァヴァロワ.jpg
02.山羊乳のヴァヴァロワ
カンテサンスのスペシャリテであり有名な一皿。
これを食べたかったのだ!と言ったら同席した方に、また地味なものを…のような視線を浴びたが、事実なのだから仕方ない。(^-^;;)

山羊乳のヴァヴァロワ、百合根とマカデミアナッツは、あくまでもトッピング的配置で、フランスはプロヴァンス産のフルーティなオリーブオイルとフルール・ド・セル(ゲランドの塩)の主役を引立たせるための付き合わせ、という発想が面白い。

といっても百合根とマカデミアナッツの歯応えはなくてはならず、深い味わいを感じられる一皿で満足。

カンテサンス -080330- 03 - 鹿島灘のハマグリのベニエ.jpg
03.鹿島灘のハマグリのベニエ
肉厚のハマグリを衣を付けて揚げ(ベニエ)、パスタのようなアーティチョークで飾り付けをした一皿。

肉厚にしては旨味が少ないような…とは思ったが、サックリとした衣とハマグリの鶏肉のような歯応えが良く、美味しかった。

カンテサンス -080330- 04 - 鮪のコンフィ 桜の香り.jpg
04.鮪のコンフィ 桜の香り
どこ産だったかは失念したが、鮪です。テレビで、チャレンジする姿勢は見れたものの、今は出せない食材だった鮪がこの日の魚料理として出てきました♪

調理した鮪が刺身を越えられないなら、出さないという食材に向き合うからこそ出きる選択肢は凄い…と妙な説得力を感じたわけですが、出しているということは同等もしくは本人的には越えられそうな一皿が出来たということか。

エスプーマで泡状にした桜の葉(あくまでも香りつけでソースという考え方ではなかったような)の香りが良く、鮪の火の入れ方は絶妙で、光り輝くロゼ色で綺麗です。必要以上の味付けはせず素材の旨味を感じられる鮪特有の酸味と鉄分が良い感じで残っており驚いた。

刺身を越えたかはわからない。でも素材の良さを引き出しているのも事実で、非常に驚き、個人的好みの美味しい一皿でした。…ついでのようになってしまったが、付け合せのインゲンがとても美味かった♪

カンテサンス -080330- 05 - 酵素ポークの3時間ロースト オニオンシュークルート.jpg
05.酵素ポークの3時間ロースト オニオンシュークルート
3時間掛けて火入れした豚肉は肉汁が溢れ出て、如何にも美味そうです。付け合せはインカのめざめとレンズ豆を揚げたものですが、インカのめざめ(ジャガイモ)は甘みがあって実が詰まっている感じで、非常に美味♪豚肉は下味を付けていないのかな?って感じですが、ストレスを最小限でじっくり焼いた肉は繊細ながらも旨味を感じられ、皮部分のカリッとした食感、脂の甘み、フルール・ド・セル(塩)で食べると広がる旨味が何とも言えず、思わず「めちゃくちゃ美味い!」と唸ってしまった。素晴らしいです。

…フレンチで、お肉料理食べても個人的には、ソースの味が主張強すぎて、幾ら素材良くっても美味しく感じられないorzと思っていたが、ここは自分にとって理想的なお肉を食べさせていただけそうです。この皿は大満足♪♪

カンテサンス -080330- 06 - 二度(Bis)焼いた(cuits)ビスキュイ.jpg

06.二度(Bis)焼いた(cuits)ビスキュイ
言葉遊びですね。(^-^;;
一度焼いたビスキュイを粉々にして再度焼いたビスキュイ。歯応えが面白く、なかなかですが、これまで続いた料理を考えると、あれ?って感じなくもないデザートその1です。

因みに友人がお店側にコッソリと仕込んでおいてくれたようで、薔薇の飴細工が盛られておりました♪有難いことです。

…でも俺の誕生日3週間以上過ぎてますけど(^-^;;)まぁいいのかな。

カンテサンス -080330- 07 - 柔らかいキャラメルのギモーヴ.jpg
07.柔らかいキャラメルのギモーヴ
サービスの方の説明を聞いている最中から、ゆっくりと傾いていくギモーヴ。(-_-;
ギモーヴ?って感じのムースのような柔らかさ。ちょっと甘いかな、って感じのキャラメルとナッツの香ばしさがなかなか良かった。

サービスの方は多分使い分けをされているんだと思うんですけど、非常にフレンドリーで楽しくさせてくれます。距離感は少々近いような気はしますが、一緒に行った方は大変満足されていました。料理の説明も細かく丁寧ですし、良いお店だと思います。

料理は予想以上、期待以上です。テレビ、雑誌で幾ら載っても、地に足の着いた岸田シェフの姿を感じされる独自性の強い料理に完膚なきまで叩きのめされた思いです。

会計後、自分の誕生日やら、友人の退職祝いやらで、写真を撮りたいね、ってことで気を回してくれて、写真はウェイティングの椅子で撮っていただきましたが、その際、皆のカメラを触る岸田シェフのお茶目な一面を見れたのも面白かったですし、サムライサイダーを見る時の店の方々の眼差しがおかしくて仕方なかったですわ。良い思い出になりました♪笑

書いている時点で6月に予約が取れたので、また非常に楽しみです。
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